沖縄本島北部・本部港からフェリーで約30分。伊江島に降り立ち、島のシンボルで「伊江島タッチュー」という名で人気の城山(ぐすくやま)を仰ぎ見ると、心地よい島風とともにどこか懐かしい空気が流れてきます。
そんな伊江島観光で、絶対に外せない人気レストランがあります。それが、島民の胃袋を支え続け、旅人を虜にする老舗の「エースバーガー」です。今回は、ここに来たら一度は食べてほしい名物ランチを中心に、その魅力を余すことなくお届けします。
創業50年、伊江島の老舗レストラン「エースバーガー」

筆者がエースバーガーに訪れたのは2026年2月。店内のメニューには“おかげ様で創業50年目”と書かれていました。
伊江島を愛する店主が作る料理は、伊江島牛を使用したハンバーグやタコライス、ハンバーガーなど。店内での飲食はもちろん、和・洋を問わず豊富なメニューは、すべてテイクアウトOKで、ドライブスルーも可能なのだとか。

昭和レトロとアメリカンが混ざり合うレストラン
店内に一歩足を踏み入れると、タイムスリップしたかのような感覚に包まれます。
昭和レトロだけど、どこかアメリカンダイナーのような雰囲気も感じさせる店内から、50年の歴史が伝わってきます。派手な装飾などはなく、落ち着いた店内はどこか懐かしさを覚える。はじめて訪れたのに、「ただいま」と言いたくなってしまう空気感がありますね。
ボリューム満点の「エースランチ」に舌鼓
エースバーガーの看板メニューはハンバーガーだろう。なんせ「ハンバーガー」「チーズバーガー」「エースバーガー」「フィッシュバーガー」「ロースカツバーガー」と5種類もありますからね。しかもいちばん安いものは450円。マクドナルドの「ベーコンチーズバーガー」と同じ価格帯で、伊江島牛を堪能できる太っ腹価格ですから。
でも、筆者が注文したのは、「エースランチ」(1500円)。前述のメニューの中でも、「伊江島牛ステーキ」の次くらいに大きなイラストで描かれているヤツです。

大きなお皿にこれでもかと盛り付けられた料理の数々は、まさに沖縄の「Aランチ」文化の集大成。一緒にクリーミーでまろやかな味わいのスープも付いてきますが、腹が減りすぎていて撮り忘れました……。
メインはやはりカツとハンバーグ。衣がサクサクとした食感に仕上がったカツにソースをかけて食べれば、肉のうまみにほどよいスパイスの風味が重なっておいしいです。ハンバーグもジューシーというよりも赤身肉のギュッとしたうまみを感じる仕立てで、個人的にはかなり好みな味わいに。
ウェッジカットのホクホクのフライドポテトやソーセージもトッピングされている。フレッシュな野菜をたっぷりと使用したサラダもあるため、栄養バランスもよさそうです。
あとは目玉焼き。みなさんなら、どう食べますか? 私は、ご飯の上にのせてから黄身を割っていただきました。最高ですね。でも、ハンバーグと一緒に食べるのもよさそう。
自分の好みの食べ方ができるのもエースランチの魅力かもしれません。

ほかのメニューもおいしいらしい
前述のとおりエースバーガーには、「エースランチ」以外にも魅力的なメニューが豊富に揃っています。はたして評判はどうなのか? SNS上の口コミをチェックしたので要約を紹介します。
- 「エースバーガー」が懐かしい味なんだけど想像していた以上においしい
- 伊江島牛のステーキは脂が甘くてウマい
- ステーキは高いけど食べる価値はある
- ソーキそばはかなりボリューミー
- ハンバーグはソースなしでもおいしい
好評な声が散見されますね。ちなみに「エースランチ」を食べた筆者は、沖縄本島の恩納村にある「シーサイドドライブイン」というドライブインレストランを思い出しました。お店や料理の雰囲気がどことなく似ている気がします。
エースバーガー店舗情報
正直なところ、本島の南部や中部を旅行している場合は、気軽に行ける距離ではありません。でも、沖縄美ら海水族館がある北部エリアまで足を延ばす予定があるなら、伊江島は意外とアクセスしやすい離島ですよ。
本部港からフェリーで約30分で伊江港に到着し、そこから徒歩10~15分ほどでエースバーガーに行くことができます。
| 項目 | 内容 |
| 住所 | 沖縄県国頭郡伊江村川平136 |
| アクセス | 伊江港から徒歩約10~15分(レンタサイクルや車が便利です) |
| 営業時間 | 11:00〜14:00 17:00~21:00 |
| 定休日 | 火曜日、水曜日 |
| 公式Instagram | @aceburger_okinawa |
島民からも観光客からも愛される味をぜひ一度
「エースバーガー」が50年愛される理由。それは、単においしいだけでなく、そこに行けば変わらない笑顔と、お腹いっぱいの幸せが約束されているからでしょう。
観光地として洗練されていく沖縄のなかで、変わらないことの尊さを教えてくれる場所。伊江島を訪れた際は、ぜひこの「エース」の名にふさわしい、島グルメを味わってください。
