【沖縄】黒島研究所でウミガメ&サメに大接近!魅力を徹底紹介

ウミガメ

GWや夏の旅行を計画している方は多いはず。そこで今回は、2025年3月14日放送の『ラヴィット!』(TBS系)でも紹介された話題のスポット、沖縄県・黒島にある「黒島研究所」の魅力を詳しく紹介します。

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黒島とは? アクセスや基本情報を解説

黒島は、沖縄県・石垣島から高速船で30分ほどの場所にある離島です。知名度は西表島や竹富島ほど高くありませんが、 人より牛の数が多い“牛の島”やハート型の“ハートアイランド”というユニークな愛称があります。竹富島より観光客が少ないため、のんびりとした雰囲気を楽しめるのが魅力です。

黒島の牛

石垣島から定期船で黒島へ

黒島へ行くには、ユーグレナ石垣港離島ターミナルから、安栄観光または八重山観光フェリーの定期船を利用します。現在、1日3便(朝・昼・夕方)が運行しており、料金は往復3250円です。
※料金は2025年3月16日時点のものです。変更の可能性があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください

朝便で黒島へ行き、夕方の便で石垣島へ戻ることもできるので、日帰りでも十分楽しめますよ。

生き物好きにはたまらない「黒島研究所」

1975年に設立された「黒島研究所」は、沖縄県でもっとも歴史のある海洋生物の研究所です。
※前身である八重山海中公園研究所から黒島研究所に改名されたのは2004年です

黒島研究所

おもにウミガメの研究を行う施設ですが、所内には常設展示室があり、黒島に住む生き物や民具を間近で楽しめる、“小さな水族館&博物館”としても人気があります。

ウミガメの赤ちゃんに出会えるかも

所内にはアカウミガメ、アオウミガメ、タイマイなど、さまざまなウミガメの剥製や骨格が展示されています。それぞれのウミガメの特徴をじっくり観察できる貴重な場所です。

ウミガメの剥製

また、急増するアオウミガメによる海草の食害が深刻化している現状についても解説されています。かわいらしいウミガメも、沖縄で漁業を営む人々には頭を悩ませる存在でもあるのです。

そして、何よりもいちばんの魅力は生きたウミガメに出会えること。筆者が訪れた際には、元気に泳ぐ赤ちゃんウミガメたちに癒されました。

ウミガメ

サメのエサやり体験も

黒島研究所の入口付近には池があり、なんとサメが泳いでいます。

黒島研究所入口の池
この画像には写っていませんが、この池でサメが泳いでいるんです

このユニークな光景に驚きつつ、所内では300円でサメのエサを購入可能。箸を使って2mを超えるサメにエサをあげる体験ができます。手を伸ばせば触れる距離にサメがいるので迫力がスゴい(絶対に触れないようにしましょう)。

サメ

ヤシガニやハブなど生き物がたくさん

沖縄に訪れても実際には見る機会が少ない(?)ヤシガニやハブ、沖縄の魚たちとも出会えます。沖縄の自然を感じるにはうってつけのスポットですね。

ヤシガニ

さらに、野鳥に関する情報も充実しており、リュウキュウコノハズクやシロハラクイナなどの剥製が展示されています。特にアカショウビンの仮剥製は、手に持って撮影できるので、入館者にとっては魅力的なポイントのひとつです。

野鳥の剥製

また、外来種のインドクジャクも飼育されており、外来種がもたらす問題についてわかりやすく解説されています。これは、黒島研究所に訪れた際には必ずチェックしておきたい展示です。

インドクジャク

個人的に、ずっと見てみたいと思っていた日本のサソリ、マダラサソリとヤエヤマサソリの標本にテンションがあがりました。

「黒島研究所」の基本情報

黒島研究所の基本情報です。

開館時間9:00~17:00
入館料500円
住所沖縄県八重山郡竹富町黒島136
電話番号0980-85-4341
公式ウェブサイトhttp://www.kuroshima.org/index.html
公式Xアカウントhttps://x.com/kuroshimaRC

港で借りたレンタサイクルは自転車置き場へ。

黒島研究所の自転車置場

黒島研究所で沖縄の知識を深めよう

今回紹介したように、黒島研究所は沖縄に生息するさまざまな生き物を多角的な視点で学ぶことができる貴重な施設です。ひとりでの訪問はもちろん、家族やカップル、友人同士でも楽しめること間違いなし! ぜひ、黒島研究所を訪れて、沖縄の生き物たちと触れ合ってみてください。

※掲載している情報は記事制作時のもので、現在の情報とは異なる場合があります

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