憧れのアメリカへ!Uberでロス市内観光、念願の『フレンズ』セット見学に興奮

海外ドラマ大好きONOです。アメリカ旅行、3日目はロス市内を観光します。

アメリカ観光には必須(?)のUberを利用する

しっかりロス市内を観光できるのが3日目だけなので、この日は早朝から動き回りました。

ロスに来てからの移動はすべて「Uber」という配車アプリを使用しています。タクシーの個人バージョンのようなもので、アメリカでは一般的な移動手段です。日本で登録だけ済ませておけば、日本語のアプリでも問題なく使用できました。タクシーと違い、主婦の方なども含む一般人が自家用車を使用して送迎してくれます。この旅行で10人以上のドライバーに依頼しましたが、トラブルが起こることは一度もありませんでした。

ちなみに、その他の移動手段だとバスや電車もありますが、移動時間が3倍近く増えるのと、電車などは治安の問題もあるので、個人的にはお金がかかってもUberをオススメします。今回Uberにかかったお金はチップを含め7万円ほどですが、移動距離を考えたらそれほど高くないなと感じました。

スポンサーリンク

ワーナー・ブラザーズ・スタジオツアー・ハリウッドで大好きな『フレンズ』のセット見学

ということで、早速Uberを使用してワーナーブラザーズスタジオツアーハリウッドへ向かいます。実際のワーナーブラザーズのスタジオ内を見学ができるツアーなのですが、今回の目的は大好きなドラマ『フレンズ』のセットを見学してお土産を買うこと!

『フレンズ』は1994年~2004年まで放送されていた世界中で大人気のドラマです。放送終了から20年近く経った今でもその人気は変わることがなく、もちろん私も放送当時から今でもずっと大好きなドラマのひとつです。

その『フレンズ』に出てくる噴水などで撮影ができるらしいので、英語は分からないけれど英語のツアーに申し込んでおきました。

入り口ではワンダーウーマンがお出迎え

受付をすませ、待機場所に向かうと、そこにはワーナーブラザーズの歴史や映画の小道具などが展示されていました。

フィービーのギター

『フレンズ』の主要キャラのひとりであるフィービーが使用していたギターが飾られていて、私の脳内では、ドラマ内で何度も歌われている名曲「Smelly Cat(猫はくちゃい)」が自動再生されたりして。

第77回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞の4部門を受賞した『ミリオンダラー・ベイビー』のグローブ

ほかにも、『ミリオンダラー・ベイビー』の主人公が使用していたグローブなどが展示されており、待ち時間も飽きさせない仕組みになっています。

時間になり、映画館のような場所に呼ばれると、そこではワーナー・ブラザーズ・スタジオの紹介動画が上映されます。有名俳優や映画の登場人物が大勢出てきて「この映画もワーナーだったのか!」と再認識できる面白い動画でした。

スポンサーリンク

その後、3グループに分かれ、ツアーガイドが運転するカートに乗りスタジオ内を見学します。

カート車内からの眺め。完全に映画の世界へ

ツアーガイドの方が、軽快な口調で「ここは『ジュラシックパーク』でTレックスが出てくるシーンを撮影したところです」「ここを何往復もして撮影したんですよ」「ここはドラマ『ER』でジョージクルーニーがびしょ濡れで撮影した池です。今は水を抜いていますが、温かい水が出ます。ブルースクリーンを使って海の撮影もすることあります」などと、要所要所で説明をしてくれます。

どこかで見たことがあるような町並み……『フレンズ』にジュリア・ロバーツが登場した回もこんな感じの場所で撮影されたのかしら?

街のセットもかなり広く、「この一階ではあのドラマの撮影で使いました」「あの窓はあの映画の窓です」など、見たことがあったり聞いたことがある映画の名前がたくさん出てきて、見ているだけで楽しかったです。

後半では、現在撮影中のドラマのセットに入ることができたのですが、聞いたことがない作品だったのであとで調べてみると、日本では観ることができない『All American』というドラマでした……。せっかくセットを見学できたので、いつか日本でも観ることができるようになるといいなと思います。

一時間ほどのガイド付きのツアーを終えると、今度は室内での衣装展示やお土産コーナーです。

カフェ「セントラルパーク」のセット

入ってすぐの場所に、『フレンズ』の主人公たちの憩いの場になっているカフェ「セントラルパーク」のセットがあります。スタッフの方がいて、撮影してくれました。ちなみにこのとき、もうひとり撮影スタッフがいて、その方が撮影してくれるカメラの写真も購入することができます。データと印刷したもので3500円くらいだったような……?

また、実際に食事ができるカフェもあり、その入り口も『フレンズ』仕様でした。同じ場所に『フレンズ』のお土産コーナーがあり、ほかの作品とは比べ物にならない人気なのだと再実感。

スポンサーリンク

筆者はここで大量のお土産を購入してしまったのですが、このあともツアーは続くのと、ツアーの最後にほかの作品も含めたお土産コーナーがあるので、身軽にツアーを回りたい方は最後に購入することをオススメします(『フレンズ』専用コーナーにしかないお土産もあったと思うので、ファンの方はカフェに併設された売り場で買いましょう)。

『フレンズ』コーナーを抜けると、そのほかのワーナー作品の展示が出てきます。

ジョーカーの衣装
DCヒーローの衣装
『ジャスティス・リーグ』でおなじみのヒーローたち

このほかにも、『ハリーポッター』のコーナーもあります。

映画の世界観を堪能できる展示が多くてすごかったです! しかし中での写真は、ハリポタ好きな母親の記念写真ばかりで載せられるものがないため、好きな方はぜひ直接観に行ってみてください。

展示コーナーのあとは、またカートに乗って『フレンズ』のオープニングで使用された噴水の前に移動。ここでスタッフの方がスマホで撮影してくれます。

噴水の前で記念撮影

ワーナースタジオでは色々なところで撮影してくれるので、とてもいい思い出になると思いますよ。

英語があまりわからなくても、実際のスタジオや衣装などを見学できるので、映画好きなら楽しめると思います。個人的には大満足のツアーでした。

スポンサーリンク

ハリウッドサインを見よう

ツアーのあとは、ハリウッドサインを見に移動します。ハリウッドサインとは、ハリウッドの山の上に「HOLLYWOOD」と書かれた白い看板のこと。当初の予定では、グリフィス天文台から見る予定だったのですが、朝ワーナーまで乗せてくれたUber運転手さんに、「そこよりレイクハリウッドパークがオススメだよ」と教えてもらったため、急きょ予定を変更することに。

レイクハリウッドパークは山の中腹にあり、広い芝生がある公園でした。

レイクハリウッドパーク

確かに、ハリウッドサインが大きくしっかりと見えるし、広い公園なのでほかの撮影者の邪魔になることがなく、落ち着いて撮影ができたのでとても良かったです。

ハリウッドサイン
スポンサーリンク

海岸沿いのサンタモニカピアへ

ハリウッドサインを撮影したあとは、車で30分ほどかけて海岸沿いの「サンタモニカピア」に向かいます。ここは海に張り出した桟橋に、遊園地がある観光スポットです。

サンタモニカピアの海岸をフィルムカメラで
木の桟橋

アメリカを東西に結ぶルート66の最終地点もここ、サンタモニカピアにあります。

ルート66の看板。アメリカで憧れていた場所のひとつ

桟橋を歩いていると、おいしそうなホットドッグ屋台を発見。

「ジャパドッグ」という店名だった

店名が「ジャパドッグ」だったので、もしや……と思いながら英語で注文したのですが、店員さんは日本の方でした。

日本ではあまり見かけないような(?)ホットドッグ

ベーコンがのったホットドッグを注文したのですが、ボリュームがすごくて味もおいしかったです。大人気のようで常にお客さんがいて、忙しそうに調理と接客をしていました。日本から遠く離れたこの地で頑張っている日本人の方に出会えてなんだか嬉しい気持ちに。

スポンサーリンク

腹ごしらえをしたあとは、遊園地へ。

サンタモニカピアにある遊園地「パシフィックパーク」の看板

入場料などはなく、乗り物ごとにチケットで払う仕組みのようでした。筆者は乗り物酔いをしやすいのでアトラクションは控えましたが、コンパクトにまとまった遊園地は歩いているだけでも楽しかったです。

観覧車もあります
遊園地の下は海! 遊園地と海を同時に楽しめるなんて夢の場所ですね。乗り物酔いしない人であれば……

サンタモニカピアは全体的にゆっくりした雰囲気が流れていて、とても良かったです。近くには大きなショッピングモールもあるようなので、帰りに立ち寄るのもオススメらしいですよ。

ハリウッドスターの名前が道路に(?)ウォークオブフェイムへ

サンタモニカピアから一度モーテルに帰宅しお土産などを置いたあと、徒歩で「ウォークオブフェイム」を見に向かいました。

「ウォークオブフェイム」は、ハリウッド大通りの歩道に、ハリウッドスターの名前が刻まれた星型が埋め込まれている通りのことです。5kmほどあるらしく実際歩いてみましたが、いつ終わりが来るのだろうと思うくらい長い道のりでした。

通りの両側と脇道にも星があるのですが、すべて見ていると時間がいくらあっても足りないため、ゴールをチャイニーズシアターとして、道の片側だけ見て歩きました。

奇才、クエンティン・タランティーノ

映画だけではなくテレビや音楽、ラジオ業界などの方の名前もあり、日本で暮らしていると知らない方の名前もたくさんあって、その中から知っている人を探すのはかなり大変!

ヒュー・ジャックマン
マイケルは大人気で撮影するのが大変でした

マイケル・ジャクソンの星型は大人気で、道の真ん中で人だかりができていました。ドナルド・トランプの星型もあり、「この人のもあるんだな」と思っていたら、若い女性がトランプ氏の名前に気づいて、わざと大きい音で踏みつぶしていったのが印象的でした。

ゴールのチャイニーズシアターには、スターの直筆サインと手形足型が埋め込まれているので、それを見て帰るつもりでしたが、この日は何かのプレミアが行われていたようで、チャイニーズシアターには覆いがされてしまっていました。

父親がクリント・イーストウッドのファンで、チャイニーズシアターのサインを見たがっていたため、翌日リベンジすることに。

スポンサーリンク

スーパーマーケット「ターゲット」で買い物

行きはモーテルから歩いたのですが、途中に治安があまり良くなさそうなエリアがあったので、帰りは念のためUberを使うことに。飲料水などが必要だったため、モーテルの近くの「ターゲット」というスーパーマーケットで降ろしてもらいました。

コストコでしか見ない大きさのカート

「ターゲット」は広大なワンフロアに食品だけでなく衣類や薬品など、数多くの商品がある巨大スーパーマーケットです。筆者はここで水や食料のほか、歯のホワイトニング器具を購入しました。

ホワイトニングセット

旅行前に、日本よりも割安で購入できるとチェックしていたので、無事購入できて良かったです。

そのほかにも色々見てみましたが、ハーゲンダッツのパイントサイズが4ドルくらいで売っているのに、ヨーグルトが5ドルくらいして、日本との値段の違いに驚き。ちなみに、アルコールを購入する際は、どう見ても成人な父親が購入する場合でもIDの提示を求められていましたね。

ということで、盛りだくさんな3日目はここで終了! 4日目は母のリクエストでディズニーランドに行きます。
(文・写真:ONO)

スポンサーリンク