「沖縄に行きたい!」と考える人は多いけれど、実際に行ったらどんなことをして沖縄を満喫したいと思うのだろうか。アンケート調査で探ってみた。
男女200名にアンケートを実施
青い空とエメラルドグリーンの海がある沖縄には、おいしいグルメや緑豊かなジャングル、水族館、世界遺産、ショッピングモールなど魅力的なものが数多くある。みんなは沖縄に行ったらどんなことを楽しみたいのだろう?
オルメカは、沖縄が好きな20~60代の男性100名、女性100名、計200名にアンケート調査(※1)を行い、沖縄でしたいことを質問した。今回はランキング形式で結果を紹介しよう。
沖縄でしたいことランキング
複数の項目を用意し、沖縄でしたいと思うことをすべて選択してもらった(複数選択)。ランキングは以下のとおり。
1位:海で遊ぶ(42.5%)
2位:沖縄グルメを楽しむ(39.0%)
3位:水族館やテーマパークで遊ぶ(34.0%)
4位:離島に行く(33.5%)
5位:星空を楽しむ(33.0%)
6位:高級リゾート宿泊施設に泊まる(29.5%)
6位:なにもせずにぼーっと過ごす(29.5%)
8位:ショッピングを楽しむ(23.0%)
9位:ドライブを楽しむ(21.5%)
10位:歴史的建造物を見る(19.5%)
11位:ウミガメやイリオモテヤマネコなどの生き物を見る(18.0%)
12位:ジャングルで遊ぶ(8.5%)
13位:ゆんたくができる宿泊施設に泊まる(5.0%)
14位:ゴルフを楽しむ(2.0%)
1位:海で遊ぶ
1位に輝いたのは「海で遊ぶ」。沖縄の最大の魅力と言っても過言ではないであろう「海」が1位に。シュノーケリングやダイビングでサンゴ礁や海の生物を眺めるのはもちろんのこと、バナナボートやSUP、シーカヤックなどのマリンアクティビティも充実しているため、海で遊びたいと考える人は多いようだ。
2位:沖縄グルメを楽しむ
旅行の醍醐味のひとつでもある「食」が2位にランクイン。沖縄そばやチャンプルーなどの沖縄料理は必ず食べておきたいところ。ほかにも、ファストフードレストランの「A&W」や沖縄のアイスクリームブランド「ブルーシール」、タコライス発祥の地「キングタコス」、若鶏丸焼き専門店「ブエノチキン」など、人気店(人気グルメ)は数えきれないほどあるため、滞在期間中にどれだけ食事を楽しめるかも重要なポイントになりそう。
3位:水族館やテーマパークで遊ぶ
これもやはりとも言うべきか水族館やテーマパークが上位に入った。代表的な観光スポット「沖縄美ら海水族館」は、何回行っても飽きることがない。水族館以外にも「おきなわワールド」や「ナゴパイナップルパーク」など、楽しいテーマパークはいろいろある。
4位:離島に行く
沖縄本島も魅力的だが、離島も外すことはできない。宮古島や石垣島がとくに人気だと思うが、ほかにも本島から船で気軽に行ける座間味島や久高島、津堅島などもあり、それぞれに異なった特徴があるだろう。ちなみに筆者のおすすめは日本最南端の島・波照間島だ。まるでプールのように透き通った海とこぼれ落ちてきそうなほどの満天の星空は、一度体験すると絶対に忘れられない。
5位:星空を楽しむ
東京のような都市部ではなかなか星空を楽しむことができないため、沖縄の星空は“満喫ポイント”のひとつ。旅行前に天候や月の出・月の入、満月・新月などのタイミングをチェックして、天体観測に絶好のタイミングで旅行の計画を練ったことがある人も少なくない?
最下位は「ゴルフを楽しむ」
沖縄のゴルフ場は来場者が多いと言われている。しかし、本調査で「ゴルフを楽しむ」を選択した人はわずか2.0%となり最下位となった。コロナ禍で密にならないゴルフが注目され、利用者が増えたというニュースを目にすることもあるが、やや残念な結果に。
ちなみに、その他のフリーコメントには「プロ野球のキャンプ見学」や「昆虫調査」と回答する人もいた。
石垣島に大規模ゴルフリゾートができる?
余談になってしまうが、現在石垣島で大規模ゴルフリゾートが計画されていることをご存知だろうか?
計画予定地や周辺は、国の特別天然記念物で絶滅が危惧されるカンムリワシの生息が確認されているほか、ラムサール条約湿地である名蔵アンパルや名蔵湾への影響、ゴルフ場運営に大量の地下水が必要になるなど、さまざまな問題が取り上げられている。
自然豊かな石垣島が今後大きく姿を変えることになるかもしれない。いま石垣島で何が起こっているのか、詳しく知りたい方は以下「カンムリワシの里と森を守る会」や「WWFジャパン」のウェブサイトをチェックするといいだろう。
(※1)2023年9月6日にクロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査