日本最南端の有人島・波照間島に一度は訪れてみたいと考えている人は多いはず。ハテルマブルーの海と離島ならではののどかな島生活は、一度体験すると何度も足を運びたくなる魅力で溢れています。そこでここでは、波照間島はもちろん、沖縄のさまざまな場所に旅をしている筆者が宿泊施設や予約する際の注意ポイント、ネット上の口コミなどをまとめて紹介!
波照間島の宿選びで知っておきたい3つの注意点
沖縄本島や石垣島のような大きな島であれば、宿泊施設は数多くあります。低価格な宿から高級リゾートホテルまで、自分の予算と好みに合わせて好きに選ぶことができ、予約自体も「じゃらんnet」や「楽天トラベル」のような予約サイトで比較的簡単にできますよね。
しかし、波照間島はとても小さい離島なので、そう簡単ではありません。宿選びで知っておきたい3つの注意点をチェックしましょう。
1.高級リゾートのような宿泊施設はない
八重山諸島の人気の離島、竹富島には「星のや竹富島」、小浜島には「リゾナーレ小浜島」「はいむるぶし」、西表島には「西表島ホテル by 星野リゾート」といったように高級リゾートホテルがありますよね。宿泊費は高くなりますが、その分至れり尽くせりなサービスを受けることができ、贅沢な南国リゾート気分を堪能できます。
では、波照間島はどうなのかというと、高級リゾートホテルのような宿泊施設はありません。この時点で、「沖縄旅行をするなら贅沢なホテルに泊まりたい」「朝食や夕食はホテルのビュッフェを楽しみたい」「スパでのんびりしたい」といったような目的の方は波照間島NGになります。はっきりと断言できますが、高級志向な方には波照間島はまったく向いていないため、小浜島などをおすすめします。
または、石垣島に宿泊し、日帰りで波照間島に行くことをおすすめします。小さい島だから、夕日や星空が目的でなければ日帰りでも十分楽しめますよ。
2.人気の宿やハイシーズンは予約できないことも
波照間島にはゲストハウスや民宿、ホテルなどの宿泊施設が20軒近くあります。寝られる場所が確保できればどんな部屋でもOKという方であれば、予約に困ることはあまりないかもしれません。
しかし、「ベッドで寝たい」「部屋にトイレがほしい」「朝食付きがいい」「部屋にテレビがほしい」「コイン式のエアコンはNG」など、宿選びに条件がある方は、該当する宿が少なくなってしまうので注意が必要。
とくに、GWや夏休みのようなハイシーズンの時期は予約が取りづらくなるため、早めに計画を立てることが重要になります。とはいえ、いつでも予約できるわけではなく、宿泊日の3カ月前や1カ月前などのように、予約受付の時期を設定している施設が多いです。たとえば、3泊以上の場合は3カ月前、2泊は2カ月前、1泊は2週間前といった独自ルールを設けている宿もあるので、泊まりたい宿があれば、まずは予約時のルールを確認しましょう。
また、波照間島で唯一海水浴ができるニシ浜に位置する「ペンション最南端」のような人気宿泊施設は、予約開始と同時にすぐ満室になりがち。もはや予約ができるかどうかは“運次第”といっても過言ではないかもしれません。
ちなみに筆者は何度か波照間島に行っていますが、宿の予約が取れず、旅先を変更したこともあります。
3.ネット予約ができない宿もある
波照間島の宿予約で苦労するポイントのひとつが予約方法です。「楽天トラベル」のような予約サイトに登録されていない施設が多く、予約方法が電話のみの場合もあります。前述で触れた予約受付が始めるタイミングに電話をかけても繋がらず、やっと繋がったと思ったらすでに満室……なんてこともあるんです。これが“運次第”ということ。
ウェブサイトの問い合わせフォームやSMS(ショートメッセージサービス)で予約の申し込みをできる施設もありますが、申し込みと同時に予約が確定されるわけではないので注意してください。
4.宿の予約前に船の運行スケジュールをチェックする
波照間島は石垣島のユーグレナ石垣港離島ターミナルから、安栄観光の船で行くのが一般的です。宿を予約するときに、乗船する船を聞かれる場合もあるので、事前に船の運行スケジュールをチェックし、自分が利用する日時の便を把握しておくとスムーズに予約できます。ちなみに宿によっては、飛行機の日時も必要になることもあるため、こういった細かい部分も予約前にチェックしておきましょう。
5.虫が苦手な方は要注意
波照間島は自然豊かな離島だから、宿で困ることのひとつが“虫”。以前、波照間島で星を見るために夜間の外出をしたら、道端にたくさんのGがいて驚いたことがあります。借りたレンタカーの中で出会ったことも(笑)。波照間島はそんな離島です。だから多くの人が苦手意識を持っているGが部屋に現れることもあります。ヤモリやアリなどが出ることもありますね。
これは宿が汚い・部屋が掃除されていないといったことではなく、自然との距離が近いため出るときは出るということ。「Gが出たから部屋を変えてくれ」と言いたくなる方には、波照間島の宿は向いていないかもしれません。
※必ず虫が出るということではなく“虫が出る可能性がある”“出た場合には自分で対処する”心構えが必要ということです
波照間島の宿泊施設5選
ここからは筆者が厳選した波照間島の宿泊施設をネット上の口コミと一緒に紹介します。
※掲載している情報は執筆時時点のものです
ペンション最南端
まずは王道の大人気宿「ペンション最南端」。目の前にハテルマブルーのニシ浜ビーチが広がる絶景宿は、予約開始と同時にすぐ満室になってしまうこともあるほど。「絶対ここに泊まりたい!」というよりは、「もし予約ができたらラッキー!」くらいの余裕を持って問い合わせたほうがよいかもしれません。
【ネット上の口コミ(要約)】
- 部屋がきれいで食事もおいしく、部屋からの絶景を高評価する声が多く見られる
- 宿泊体験は島内トップクラスですが、予約時の電話が繋がらないというデメリットも
【宿データ】
| 部屋タイプ | 洋室・和室(バス・トイレ付き) |
|---|---|
| 食事 | 1泊2食付き |
| 送迎 | あり |
| 予約方法 | 電話予約のみ |
| 支払い方法 | 現金のみ |
| ウェブサイト | https://pensionsainantan.wixsite.com/hateruma |
ホテル オーシャンズ
波照間島唯一のホテルといわれている「ホテル オーションズ」も人気の宿泊施設です。全室個室できれいな部屋が特徴のひとつ。レンタカーやレンタバイク・レンタサイクルもあるから、観光時の移動手段も確保しやすいですね。
【ネット上の口コミ(要約)】
- 部屋に専用のバス・トイレがある安心感と、清潔に保たれた室内を評価する声が多い
- 集落の中心に近く、夜の食事やちょっとした買い出しに便利な立地が好評
- 離島のホテルとしては十分な設備だが、リゾート感よりも「機能的なビジネスホテル」に近いという指摘も
【1泊目】ホテル オーシャンズ
— 水兵 (@mdvdt_f) March 20, 2022
洋室ツイン
朝食付 ¥15,400 / 2名
波照間島唯一のホテルに宿泊 pic.twitter.com/fKO5Yj0HKs
【宿データ】
| 部屋タイプ | 洋室・和室(バス・トイレ付き) |
|---|---|
| 食事 | 朝食付き |
| 送迎 | あり |
| 予約方法 | 電話予約のみ |
| 支払い方法 | 現金のみ |
| ウェブサイト | 公式Instagramアカウント |
ハウス美波
波照間島では珍しいキッチン付きの宿。シャワーやトイレ、電子レンジ、Wi-Fiなども揃っているから、自宅感覚でのんびりと過ごすことができます。プライベートな時間を大切にしたい方や自炊派の方にぴったり。レンタカーやレンタサイクルもあるので、アクティブに散策したい方も満足できるはずです。
【ネット上の口コミ(要約)】
- 部屋が広くて清潔感があり、まるで自分の家のようにリラックスできると好評
- レンタルバイクがセットで借りられるのが便利で、島巡りの拠点に最適
- 食事の提供はないため、商店での買い出しや外食の計画が必要になる点に注意
【宿データ】
| 部屋タイプ | 洋室・和室(シャワー・トイレ付きと共同タイプの2種類) |
|---|---|
| 食事 | なし(お米をひとりあたり1日1合までもらえる) |
| 送迎 | あり |
| 予約方法 | ウェブサイトの予約フォーム |
| 支払い方法 | 現金、キャッシュレス決済(クレジットカード、PayPayなど) |
| ウェブサイト | https://minami85.sakura.ne.jp/ |
ゲストハウスNAMI
「波照間島で旅人同士の交流を楽しみたい!」という方には、こちらのゲストハウスNAMIです。オーナーさんのあたたかい人柄と、宿泊客同士が自然と集まるアットホームな雰囲気が最大の特徴。夜になると、ゆんたくが始まることも多く、一人旅でも寂しさを感じることなく島時間を満喫できます。豪華な設備よりも、人の温もりや旅の出会いを大切にしたい方に向いている宿ですね。
【ネット上の口コミ(要約)】
- 宿泊者同士の距離が近く、ひとり旅でもすぐに仲間ができるアットホームな空気感
- 部屋やシャワーなどの設備は非常にシンプル。共同利用に慣れている方向け
【宿データ】
| 部屋タイプ | 和室(シャワー・トイレ共同) |
|---|---|
| 食事 | なし |
| 送迎 | あり |
| 予約方法 | 電話予約のみ |
| 支払い方法 | 現金のみ |
| ウェブサイト | 公式Facebook |
はこな旅館
飲食店や居酒屋がある集落から少し離れた場所にあるはこな旅館は、1日3組限定の大人の落ち着いた雰囲気が漂う宿です。元料理人のオーナーさんが作る地産地消を心がけた朝食は、繊細で味わい深いものばかり。ゆったりと落ち着いて過ごしたい方におすすめです。
【ネット上の口コミ(要約)】
- 琉球畳の部屋にはテレビや冷蔵庫などの設備があり快適に過ごせる
- ニシ浜ビーチまで徒歩でも行ける
- 13歳未満の子どもと宿泊する場合は3室を貸し切るなどの独自ルールがある
【宿データ】
| 部屋タイプ | 和室(シャワー・トイレ付き) |
|---|---|
| 食事 | 朝食付き |
| 送迎 | あり |
| 予約方法 | 電話とウェブサイトの予約フォーム |
| 支払い方法 | 現金のみ |
| ウェブサイト | https://sites.google.com/view/hateruma-hacona |
まとめ:波照間島の宿は“迷ったら即予約”が吉
日本最南端の有人島・波照間島。この島での滞在を最高の思い出にするために、もっとも大切なことは“船のチケットよりも先に、まず宿を確保”することです。
今回ご紹介した5軒の宿は、それぞれに異なる魅力があり、SNSでのリアルな声も宿選びの大きなヒントになるはず。波照間島には、今回紹介しきれなかった魅力的な宿がまだまだあります。今後も情報を随時追記していく予定なので、ぜひ旅の計画に役立ててください。
あなたの波照間島旅行が、ハテルマブルーの海のように澄み渡った素晴らしいものになりますように!
