旅初心者は注意!沖縄の離島へ行く前に知っておきたいこと

波照間島の牛

沖縄本島とはまた違う、ゆったりとした時間が流れる離島。エメラルドグリーンの海や豊かな自然に憧れて「次の休みは離島へ!」と計画している方も多いのではないでしょうか? しかし、離島は都市部とは環境が大きく異なります。準備不足で行ってしまうと、思わぬトラブルに見舞われることも……。今回は、旅初心者が沖縄の離島を楽しむために、絶対に知っておきたい心得と注意点をまとめました。


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沖縄には魅力的な離島がいっぱい

沖縄県には、有人島だけで30以上の離島があります。石垣島や宮古島のように空港があり賑わう島もあれば、定期船でしか行けない人口数十人の小さな島まで個性豊か。手つかずの自然や独自の文化は、一度味わうと虜になる魅力が詰まっている半面、準備不足で行くと困ってしまうことがあるため、最低限知っておきたいことを以下にまとめます。

離島へ行く前の心得

沖縄の離島は、旅行者にとっては南国を楽しめる“観光地”ですが、住んでいる島民の方たちにとっては生活を営む“居住区”です。離島を旅するなら、島民の方への配慮がもっとも大切になります。集落内で大きな声で騒がない、私有地に勝手に入らないなど当たり前のことですが、島にお邪魔しているという気持ちを忘れずに過ごしましょう。敬意を持って接すれば、島の方もあたたかく迎えてくれるはずです。また、都市部の利便性をそのまま求めようとせず、島の環境やルールに自分を合わせるという意識を持っておくことも重要ですね。

現金を用意しておく

最近はキャッシュレス化が進んでいますが、小さな離島では“現金払いのみ”の商店や飲食店も多いです。都市部のようにどこにでもATMがあるわけではないので、事前に本島や空港で十分な現金を引き出しておきましょう。1万円札だけを持つよりも千円札や小銭など、ある程度細かい現金を持っておくと何かと便利です。

食料調達に困ることがある

離島の飲食店は、お店の都合や仕入れ状況で急にお休みになることがあります。また、ランチ営業だけで夜は閉まってしまう店も。予約ができるお店は事前に予約しておくと安心です。また、食料の確保については宿泊先のオーナーさんなどに相談すると、飲食店や売店の情報を詳しく教えてもらえることが多いと思います。

コンビニや自販機がない場合がある

島によっては24時間営業のコンビニは存在しません。夜中にお腹が空いても、どこにも買いに行けない状況があり得ます。また、自動販売機の数も少ないです。必要な消耗品や最低限の軽食は、島に渡る前に準備しておきましょう。

万一のためにカップ麺やパン、クッキーなどお腹にある程度溜まりそうなものだと安心かもしれません。ちなみに私は、だいたいサーターアンダギーかオキコのロングセラー商品「ゼブラパン」です。せっかく沖縄に行っているんだから、沖縄の味を楽しみたいですよね。

夏は水分を多めに持ち歩く

沖縄の離島の陽射しは、本州の比ではありません。特に日影の少ないビーチや農道を歩く際、水分不足は命取りになります。“喉が渇く前に飲む”を徹底し、水筒やペットボトルは常に余裕を持って携帯してください。集落(売店や自動販売機)から離れた場所で水分が切れると、本当に命の危険を感じます(私の実体験)。

集落は水着で歩かない

海から上がった後、水着のまま集落を歩くのはマナー違反です。冒頭でも触れましたが、旅行者にとっては南国の観光地でも、島の人たちにとっては生活する場所なので、海パン一枚、ビニキだけなどのような格好で歩くことは控えましょう。必ず服やラッシュガードを着用し、肌の露出を控える配慮を忘れずに。また、濡れた状態や砂だらけの状態で売店などに入るのも控えたほうが無難です。

動植物の取り扱いに注意する

離島には固有の動植物がたくさんいます。たとえば海岸でよく見かけるオカヤドカリは、天然記念物に指定されているため、じつは触ることが禁止されているんです。さらに、毒を持つ危険な生き物もいるため専門的な知識を持っていないようであれば、勝手に植物を採取したり、生き物を触ったりしないほうが無難でしょう。また、サンゴを折ったり、海中の生き物に餌付けしたりすることも生態系を壊す原因になってしまうので注意してください。

石垣島や西表島では、野生生物のロードキル(車に轢かれて命を落とす事故)が問題になっています。離島や沖縄本当のやんばるなど、自然豊かな地域でレンタカーを運転する予定のある方は、法定速度を必ず守って安全運転を心がけましょう。

天候によっては離島へ行けないこともある

離島旅で注意すべきは“船の欠航”です。台風はもちろん、海の状況が悪いときは欠航になることがあります。島に渡れない、あるいは島から出られなくなるリスクを考慮し、帰りの飛行機には余裕を持ったスケジュールを組みましょう。ちなみに筆者は、八重山諸島の波照間島へ行くときは、日程の前半に波照間島の予定を組み、後半は石垣島泊でスケジュールを立てています。これなら帰りの船が1~2日ほど欠航になったとしても、帰りの飛行機に乗れるので安心なんです。


離島旅であると便利なもの

快適に、そして環境を守りながら旅を楽しむためのマストアイテムを紹介します。

リーフセーフな日焼け止め

離島のビーチによっては、日焼け止めを使用する場合は“化学物質を含まない環境に優しい日焼け止め”を推奨していることがあります。日焼け止めに含まれる化学物質がサンゴ礁に悪影響を与えるかについては様々な意見があるため、一概には説明できません。でも、その地域で推奨されているのであれば、それに合わせたほうがいいと私は考えています。日焼け止めに関しては、以下記事で詳しく説明しているので、気になる方はチェックしてください。

タンブラー

自動販売機が少ない島では、宿で飲み物を補充して持ち歩けるタンブラーが重宝します。保冷機能があれば、炎天下でも冷たい水が飲めますよ。

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ゴミ袋

離島ではゴミ処理能力が限られており、ビーチや観光スポットにゴミ箱が設置されていないことも多いです。ゴミ袋(コンビニやスーパーの小さなポリ袋)を持ち歩いておけば、いつでもゴミをまとめられるから便利ですよ。何枚か持っておくと、濡れた水着を入れることもできますね。

※ゴミのポイ捨ては絶対にやめましょう

アクションカメラ

透明度の高い海を記録するなら、防水のアクションカメラ(GoProやInsta360など)がおすすめ。スマホを水没させるリスクを減らしつつ、最高の思い出を動画で残せます。

双眼鏡

離島はバードウォッチングや星空観察の宝庫。夜、明かりの少ない場所で双眼鏡を使えば、肉眼では見えづらい星も楽しめます。


まとめ:事前準備をしっかりして離島旅を最高の思い出にしよう

沖縄の離島には、都市部では絶対に味わえない感動があります。現金を多めに持つ、天候をチェックする、そして何より現地のルールを守る。この少しの準備と配慮があるだけで、旅の安心感は格段に変わります。しっかり備えて、離島を存分に楽しんできてくださいね!

※掲載している情報は記事制作時のもので、現在の情報とは異なる場合があります

この記事を書いた人

奈古善晴のアバター 奈古善晴 編集者・ライター

年間1000本以上の新商品レビューを執筆するフリーの編集者・ライター。
自動車業界で約10年の経験を積み、中古自動車査定士の資格を取得。アートディレクターとしてウェブサイト制作や広告運用に従事し、編集プロダクションへの転職を機に編集者・ライターへ転向。これまでに「editeur」「FNNプライムオンライン」「SUUMOジャーナル」「R25」など多彩なメディアに寄稿。ライフワークとして沖縄に足しげく通い、やんばるや離島の大自然に没入。自身の経験をもとに、沖縄観光や離島の魅力を発信するコンテンツも手掛けている。

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